虫歯や歯周病がある場合には、先にその治療をします。状態によっては数週間～数ヶ月かかることもあります。数本まとめて治療する場合や、虫歯などが原因で歯のない部分が大きい場合には、仮歯を作製します。
先に虫歯や歯周病の治療を行っておくことで、お口の健康を守るだけでなく、セラミックの寿命を延ばすことができます。また、口内環境によりホワイトニングの薬剤が強くしみてしまうこともあるため、それを防ぐ意味でも環境を整えておくことは大切なポイントです。

虫歯の削る量が少ないときは、ダイレクトボンディングが有効な症例もあります。ダイレクトボンディングは虫歯を治療した箇所に、白いプラスチック樹脂を直接詰める治療です。詰め物を詰めるには、歯を大きく削ったり、型取りを行ったりする必要があります。しかし、マイクロスコープを利用したダイレクトボンディングなら、歯を削る範囲が少なくて済み、来院回数も抑えられます。当院では、自費診療のダイレクトボンディングも提案可能です。時間をかけることで、他の歯と色調を合わせられて、より自然な印象となります。

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当院では、ご納得いただけるまで、何度も色や形を調整しながら、治療を進めます。ある程度の時間はかかりますが、驚くほど自然な見た目で、噛み合わせもぴったりと心地いい仕上がりとなります。ただし、治療の前に「歯ぐきが腫れている」など、お口の中の状態がよくない場合は、きれいな状態に戻すことからスタートです。丁寧な治療で、将来的に持続性も見た目も良く、虫歯のリスクも少ないゴールをめざしましょう。
また、当院ではセラミック治療について、保証システムを設けています。保証期間は5年間で、「所定の定期メインテナンスを実施し、口腔内において正常に機能していた状態で保証部位が脱落または破折したとき」「偶然な事故により保証部位が脱落または破折したとき」が対象です。詳しくは下記サイトをご確認ください。

ガイドデント公式サイト

当院ではセラミック治療においても、マイクロスコープを導入し、審美性を追求しています。 詰め物や被せ物の精度を高めるためには、歯を削るギリギリの量を見極める必要があります。多すぎても少なすぎても、虫歯の取り残しが生じたり、被せ物の割合が大きくなったりしてしまうからです。そこでマイクロスコープの出番です。今まで見えなかった部分まではっきりと見えるため、ミクロン単位で削る量を調整できます。その後に「型採り」を行うことで、歯科技工士に精緻な歯型をお渡しできるのです。