福津市にある福間駅からすぐの歯医者、菊池歯科医院

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歯周病

成人が歯を失う原因の第一位は歯周病

歯周病とは

お口の中にはさまざま細菌が存在しています。歯周病菌もその中の一つです。磨き残しがあったり、免疫力が低下したりすると、歯周病菌は歯茎などに炎症を引き起こします。そのまま放置すると、歯を支える骨を溶かす(破壊する)リスクを高めるのが恐ろしい点です。

歯周病は「静かに進行する」ことが特徴です

日本は「歯周病大国」と言われています。それは30代以降の約70%以上が歯周病に罹患していて、平成17年からは歯を失う原因のトップに位置しているからです。
なぜ、虫歯を抜いて歯周病が1位になっているのか?それは初期段階だと歯周病はほとんど自覚症状がないからです。自覚症状を覚えてから来院したときは、症状が進行していて、治療が大掛かりになる傾向にあります。そのため、特にトラブルがない状態でも、積極的に歯科医院で治療やメインテナンスを受ける必要があるのです。

歯周病の進行について

  1. Step01健康な歯

    歯ぐきは薄いピンク色をしており、弾力性がありながら引き締まっています。 歯を磨いても歯ぐきから出血することはない健康な状態です。

  2. Step02歯肉炎(初期段階の歯周病)

    歯茎のみに炎症が起きている状態です。歯と歯茎の間に歯周ポケットが生じ、2〜3mm程度の深さとなります。赤く腫れたり、丸みを帯びたりすることから、ブラッシングをした際に出血することがあります。正しい歯磨き、歯科医院での歯石除去などを行えば、健康な歯茎に戻る可能性が高い状態です。

  3. Step03進行した歯周炎

    歯肉炎の状態を放置すると歯周炎と呼ばれる状態になります。歯周ポケットの深さは3mm以上。細菌感染が進んだ結果、歯を支えている骨の吸収が少しずつ進み、歯茎が下がってくるのが特徴です。

  4. Step04末期の歯周炎

    歯周ポケットの深さは4〜6mm以上。歯を支えている骨の1/3〜1/2以上が溶けて、歯がグラグラしているのがわかる状況です。口臭も強くなっています。患者様のお口の状態によっては、抜歯を検討しなければならない場合もあります。

当院の歯周病治療

マイクロスコープを用いた歯周病治療

歯周病は、歯石を通して、細菌が歯周ポケットに深く入り込むほどに進行していきます。そこで、当院では、マイクロスコープや拡大鏡を使って、丁寧に歯石を除去します。肉眼では、歯周ポケットの深さ2~3mmまでしか見えないのに比べて、マイクロスコープを使うと、深さ6㎜くらいまでは見ることができます。見えるものは除去ができるため、結果的に、歯周病の進行を大幅に遅らせる効果を発揮します。

超音波チップを用いた歯石・歯垢除去

初めて耳にする方も多いのではないでしょうか。超音波チップは、歯周ポケットの奥深くにある歯石や歯垢を除去するときに、痛みが少なく、歯や歯ぐきへのダメージも軽減することができる、優れた治療器具です。「麻酔が切れた後も、痛みが少ない」と患者様にも好評です。歯ぐきを開いて、深い箇所の処置を行う場合も、必要最低限の範囲だけを正確に開くことができるため、手術の傷が小さくて済むというメリットもあります。

歯周病で歯を失わないために

早期発見・早期治療で重症化を防ぎましょう

歯周病の恐ろしさは、歯が抜ける原因もですが、痛みなく静かに進むことも特徴として挙げられます。
自覚症状がなくとも、歯周病を早期に発見するために定期的に歯医者に通い、歯周病の検査を受けましょう。
発見した歯周病は原因からしっかりと治療することが大切です。当院では、歯周病の再発を防ぐためにも、将来の健康まで見据えた継続的なメインテナンスをご提案しています。

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