福津市にある福間駅からすぐの歯医者、菊池歯科医院

診療時間
9:30~13:00/14:30~19:00
休診日
土曜午後/日曜・祝日

お電話でご予約ください

0940-42-2280

精密歯科治療

当院では歯を長持ちさせる精密な治療を提供します

手探りではなく「しっかり見える」精密な治療を重視

「今まで見えていなかったものが見えることへ驚き」それが当院の院長が初めてマイクロスコープを使用したときの感想です。それ以来、勉強会などにも積極的に参加し、技術向上に努めることで、活用できる分野を増やしていきました。現在、当院では虫歯のチェック、コンポジットレジン、根管治療などに幅広く活用しています。

患者様にも治療の様子を共有可能

どんな治療をされているのかわからないまま治療が進むと不安ですよね。マイクロスコープを使用することで、治療前・治療中・治療後の経過を動画で細かく見ることができます。今どれくらい治療が進んでいるのかがわかることで、モチベーションを高く保って通院いただけます。

マイクロスコープとは

肉眼の4倍から20倍までに拡大できる歯科用顕微鏡。それがマイクロスコープです。従来では見えなかった部位が鮮明に把握できるので、「歯を削る量を最小限に抑えられるので健康な歯質を温存できる」ことと「虫歯や歯石の取り残しが少なくなる」ことの両立が可能になるなど様々なメリットがあります。結果的にマイクロスコープを利用すれば、再治療のリスクを最小限に抑えられます。

マイクロスコープを使用して行う治療

  • 虫歯除去
  • 根管治療
  • 歯周病治療
  • 詰め物や被せ物の適合確認や調整

マイクロスコープに関する取材記事のご紹介

マイクロスコープ導入歯科医院として、当院の取材記事が下記サイトに掲載されています。ぜひご覧ください。

歯や神経をできるだけ残すための取り組み

1歯を削りすぎない、歯茎を傷つけすぎない低侵襲な治療(MI治療)

MI治療とは、 Minimal Intervention(最小の侵襲)の略です。わかりやすく言うと、なるべく歯を削らず、抜かないようにすることを重視した考え方です。 歯は削ったり、抜いたりすると元の健康なお口には戻りません。治療が増えれば増えるほど、健康な歯質が失われて、抜歯のリスクが高まります。 そのため予防治療で虫歯や歯周病を初期段階で抑えること、また歯を削るとしても細菌に感染した部分のみを最小限取り除くことが重要です。当院ではマイクロスコープを活用した根管治療、歯髄保存療法などを行っています。できるだけ歯や神経を残すことで、健康な口腔環境を維持できるようサポートしていきます。

2MTAセメントによる歯髄保存

歯髄温存療法において、感染部位を除去した後は歯髄を封鎖するために覆髄材を使う必要があります。なぜなら、歯髄近くまで細菌が進行していると、わずかな刺激でも歯髄に炎症が起こりやすいからです。その際、当院では症状に合わせて複数のMTAセメントを使い分けています。MTAセメントは水硬化性の歯科用セメントです。従来の水酸化カルシウムを利用した覆髄材に比べて、封鎖性に優れていて、歯の再生を促す効果と殺菌作用が期待できます。

3患者様の虫歯治療にラバーダムを使用

根管治療を行う際、当院ではラバーダムを活用しています。ラバーダムは、治療箇所以外の部位を覆うゴム状のシートです。 お口の中には、さまざまな細菌が棲息しており、根管治療の際に唾液と一緒に侵入することがあります。その際にラバーダムを用いれば、細菌の侵入を防いだり、治療に使う薬液から粘膜を保護したりすることが期待できます。導入している歯科医院の数は少ないものの、治療の成功率を高めるためには欠かせない処置です。

ダイレクトボンディングによる最小限の治療

当院のダイレクトボンディング治療

虫歯を治療した箇所に、接着剤を塗って、白いプラスチック樹脂の詰め物をする治療を、「ダイレクトボンディング」といいます。型を取って装着する詰め物に比べて、歯を削る範囲が小さくて済むこと、本来の歯のような自然な仕上がりになることが魅力です。麻酔をかけて行うので、痛みもありません。当院では、マイクロスコープを使うことで、歯にのっぺりとくっついたような印象になることなく、精緻な仕上がりが好評です。保険診療でも行えますが、さらに高い持続性とみための美しさを求める方は、自費診療も選択していただけます。

ダイレクトボンディング治療のメリットとデメリット

Merit

被せ物を付けるときのように、歯を大きく削る必要がないため、削る面積を少なくできます。また、型取りや補綴物を作製する手間が省けるため、通院回数を減らすことができます。前歯や歯と歯の間の修復に適しています。

Demerit

1回の治療にかかる時間が長くなる場合があります。虫歯の大きさによっては、適用できないことがあります。経年劣化による色の変化がみられることもあります。

二次カリエスをダイレクトボンディングで治療した症例

Before

After

通院時の年齢 65歳
性別 女性
通院回数 1回
通院目的 審美回復
診断 二次カリエス
処置内容 ダイレクトボンディング
費用 ¥49,500 ※条件により費用は異なります
デメリット 防湿の為ラバーダムを使用します。ラテックスアレルギーがある方はご相談下さい。

精密歯科治療の症例一覧

精密根管治療(マイクロエンド)

精密根管治療(マイクロエンド)とは

虫歯の進行が進み、根管内にまで細菌が感染すると歯がズキズキと痛むようになります。根管内には、神経や血管などが通る歯髄があるからです。このようなケースにおいては、歯を残すために根管治療を行っていきます。根管治療は、細菌に感染した組織を確実に取り除き、消毒・封鎖を徹底しなければ成功しません。 しかし、歯の根は暗く複雑な形態を持っているため、肉眼で把握することは困難です。以前は担当する歯科医師の経験や勘に左右されることの大きい分野でした。 それがマイクロスコープやラバーダムの登場により、治療の成功率が高まってきました。これを精密根管治療と呼びます。精密根管治療は、技術習得に時間がかかったり、特殊な材料を用いたりすることから保険適用外の治療です。しかし、患者様の来院回数を抑えられたり、健康な歯を維持できたりする可能性が高まるメリットがあります。

精密根管治療(マイクロエンド)のメリットとデメリット

Merit

保険診療内では抜歯するしかないと診断された歯も、残すことができる可能性があります。マイクロスコープやラバーダムの使用により綿密な治療が可能なため、再感染のリスクが低下します。

Demerit

ラバーダム装着時に若干の息苦しさを感じることがあります。

被せ物の中で根管に再感染を起こしていた歯を再治療した症例

Before

After

通院時の年齢 66歳
性別 女性
通院回数 4回
通院目的 被せ物が外れた
処置内容 感染根管処置(根の中の再治療)
費用 ¥132,000 ※1根管¥33,000
デメリット 防湿の為ラバーダムを使用します。ラテックスアレルギーの方はご相談下さい。

精密歯科治療の症例一覧

料金表

  • ダイレクトボンディング¥11,000 ~ ¥49,500
  • マイクロエンド¥33,000(1根管につき)
    ※ダイレクトボンディングは、難易度、詰める面積などにより費用が異なります
ページトップへ